ドクターズコラム

マウスピース矯正で痛みに不安を感じている人が知っておきたいこと

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こんにちは。和歌山市ふじと台のかわさきデンタルクリニックです。

矯正治療を始める前のカウンセリングや検査で、矯正治療中におきる痛みを気にされて質問される方が多くいらっしゃいます。

どんな治療においても痛みや治療内容、効果に不安を持たれる事はごく自然な事です。

当院では、些細な質問から難しい質問まで受診者の方へ分かりやすく丁寧にご説明させていただいております。

少しでも不安やお悩みなどを払拭して治療が受けられる様にインビザライン・マウスピース矯正でおきる痛みについて解説します。

マウスピース矯正で痛みがおきる理由

歯列矯正は歯を目的の位置へ動かして、歯列を綺麗に整える治療法です。

歯が動く力の強度によって、歯の根っこを覆っている歯根膜にある歯根膜繊維や血管、その他の細胞などが伸縮した時に炎症がおきて痛みがおこります。

ワイヤー矯正とマウスピース矯正の痛みの違い

ワイヤー矯正の場合、ワイヤーで歯を繋ぐため歯と歯根膜の両方に痛みが生じます。
マウスピース矯正では透明で柔らかい素材でできたマウスピースを装着して、歯を段階的に細かく動かすため、ワイヤー矯正で生じる様な痛みを軽減することができます。

歯が動くことによって生じる痛みの程度について

痛みの感じ方や捉え方は人によって異なるため、痛みの程度をお伝えすることは非常に難しいでのすが、当院でマウスピース矯正治療を受診された方からは「鈍痛を感じた程度」「むずがゆい様な痛みがあった」または「痛みは感じなかった」と言ったお声をいただいています。

日常生活に支障が出るような痛みがある場合

マウスピース(アライナー)が合っていないなど、何かしらの原因によって、強い痛みがおこる場合があります。

「痛くて仕事が手につかない」「痛みが強くて眠れない」など、日常生活に支障がおきる様な強い痛みがある場合は我慢せず受診されている歯科医院へご相談されることをお勧めします。

マウスピース矯正で痛みをおこさないために重要なこと

痛みに敏感な方は痛みを感じやすくなる傾向があることをお伝えしましたが、実際に痛みがおきてしまう要因があります。

マウスピース矯正は多角的な検査と矯正治療の専門医の技術や知識、経験、実績による診断やシミュレーションなどから歯を動かす治療計画を策定し治療します。

そのためマウスピース矯正で痛みをおこさせないためにも、矯正治療に精通した専門性の高い医師が在籍する歯科医院で治療を受けられることをお勧めします。

マウスピース矯正で痛みがおきやすい時と痛みの続く期間

新しいマウスピースに交換した時に生じる痛み

マウスピース矯正は少しずつ歯を動かしていくため、決められた日数(※状態にもよりますがおおよそ1~2週間)ごとにマウスピース(アライナー)を交換する必要があります。

新しいマウスピース(アライナー)に交換すると2~3日は歯や歯根膜に圧力がかかるため痛みを感じやすくなります。通常、交換した新しいマウスピースは数日で歯になじみ痛みはなくなります。

痛みが続く期間は長くてもおおよそ7~10日程度です。その後は自然と痛みはなくなります。

マウスピースを着けた時と外した時に感じる痛み

1日22時間はマウスピース(アライナー)を装着する必要のあるマウスピース矯正は、食事や歯磨きの時などに外すことができます。

マウスピースの着脱時にある程度の力がかかるため、若干の痛みを感じやすくなります。
またマウスピースの装着がしっかり出来ていない場合などにも痛みが生じる場合があります。

マウスピース着脱時に我慢できない様な強い痛みや違和感を感じるときは、着脱が上手くいっていない可能性が考えられるので、受診されている歯科医院でマウスピースの着脱方法を改めて確認してもらうことをお勧めします。

食事時に感じる痛み

マウスピース矯正で歯に圧力がかかっている時は歯や歯根膜、細胞が敏感になっています。
そのため食べものを噛んだ時や上下の歯がぶつかった時などに痛みを感じやすくなります。

痛みがない=歯が動いているか不安に感じる

1~2か月に1度の定期検診で歯が予定通り動いているか、状況確認をしますので安心して治療を受けていただくことかできます。

ただし、マウスピースをしっかり装着できていないと歯は動きませんし、痛みもおこりませんので、治療中はマウスピースの着脱などの自己管理をしっかり行っていただく必要があります。

保定期間中の痛み

歯列矯正では、歯を動かす期間に加え、歯並びが整った後にその状態を固定するための保定期間が必要になります。これは移動した歯の後戻りを防ぐために必要な期間です。

マウスピース矯正治療では歯を移動させる期間にアライナー、保定期間にはリテーナーと言うマウスピースを使用します。

保定は歯を移動させた位置へ安定させるために行います。
そのため歯や歯根膜の収縮、炎症がおきないので痛みはおきません。

インビザライン矯正に必要な2つの工程と矯正治療期間について

当院へのご予約・お問い合せ

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ご不明な点がございましたらお電話・お問い合せフォームからご連絡ください。

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「自分の歯の状態ではどれぐらいの治療期間が必要なのか」「マウスピース矯正の痛みが不安でなかなか治療に踏み込めない」「インビザライン矯正にかかる費用ってどれぐらいだろう」など、お悩みやご質問がありましたら、是非一度インターネットや電話で気軽にお申し込みください。

見た目や痛みに悩まされることなく、より美しい歯並びを手に入れたい方は、ぜひ当院でのインビザライン・マウスピース矯正治療をご検討ください。

医療法人かわさきデンタルクリニック 理事長・院長 川崎 豪彦