こんにちは。和歌山市ふじと台のかわさきデンタルクリニックです。
出っ歯やすきっ歯など、見た目や噛み合せを気にされて歯列矯正を検討されている方は多くいらっしゃいます。
お悩みの原因は様々ありますが、日本人は顎が小さいので歯並びの悪い方が多く、先天的に歯並びが整っている方は日本人口の1~2割程度と言われています。
そうしたこともあり、薄くて透明なオーダーメイドのマウスピースを装着して矯正治療ができるインビザラインの登場により近年、矯正治療を受けられる方も増加しています。
口元を気にせず人前で話したり、笑ったり、噛み合せを気にせず美味しい食事を味わいたいと思われることはごく自然なことですから、そうした課題やお悩みを解消するためにも今の状態を放置せず矯正治療を検討されることをお勧めします。
今回は前歯の様々な症例にも対応可能なインビザラインについて解説します。
前歯のインビザライン矯正
前歯のインビザライン矯正を検討されている方の多くは、出っ歯、口ゴボ、すきっ歯など見た目を気にされている方や噛み合せに不自由を感じている方です。
これらの症例がマウスピースを装着して本当に治るのか?疑問に思われている方も少なくありませんが、一部例外はありますがほとんどの症例はインビザラインで治療可能です。
前歯のインビザラインの治療費
一般的な治療費の目安は全体矯正で総額70~100万円です。
当院のインビザラインの治療費は一律88万円(税込)となります。
また1~2か月に1度の定期検診が必要になりますが、インビザライン治療に関わる確認、調整などの費用はかかりません。
前歯のインビザラインを検討されている方の主な症例
・空隙歯列(くうげきしれつ) : 全体的に歯と歯の間に隙間ができている歯並び
・正中離開(せいちゅうりかい) : 上の前歯の真ん中に隙間ができている歯並び
上顎前突上(じょうがくぜんとつ) : 上顎や上の前歯が前に出ている状態
上下顎前突(じょうかがくぜんとつ) : 上下の顎や上下の前歯が前に出ている状態
口ゴボの原因にもなります。
健康リスクもある出っ歯のインビザライン矯正と抜歯について
下顎前突(かがくぜんとつ) : 下顎や下の前歯が上の前歯よりも前に出ている状態
前歯のインビザラインができない症例
主に骨格性に原因がある場合や重度の症例の場合はインビザラインで治療ができない場合があります。
実際に状態を検査、診断してみないと正確なことは言えませんが、骨格が原因で顎の骨の手術を必要とする場合、インビザライン矯正だけでは治すことは難しいと言えます。
前歯のインビザラインで重要な2点 1,治療計画
インビザライン矯正は精密検査を基に治療開始から治療終了までのシミュレーションを含む治療計画を策定するところからはじまります。
歯を正しい位置へ動かすためのスペースを作り、段階的に歯を少しずつ動かす治療計画はインビザライン矯正の設計図になります。
この治療計画は歯科医師のさじ加減によって異なるため、矯正治療に精通した専門医や認定医が策定することに価値があります。
前歯のインビザラインで重要な2点 2,治療計画
治療で使用するマウスピース型の矯正装置はアライナーと言います。
アライナーは治療計画に沿って歯が少しずつ動くように精密に設計され作られます。
インビザラインは治療計画と治療期間中の自己管理が最も重要です。
以下の自己管理を厳守していただけないと治療効果が得られない場合があります。
・1日22時間以上のアライナーの装着 ※最低でも20時間以上の装着を推奨
・アライナーをしっかり装着すること
・1~2週間おきにアライナーを交換
・1~2か月に1度のペースで歯の動き等の定期検診を受診
前歯を動かすためのスペース作り
前歯に限らず歯を正しい位置へ動かすには、歯を動かすためのスペースを作ります。
スペースを作る主な方法は4点です
・奥歯から順番に歯を後ろへ動かす
・歯列を広げる
・ストリッピング (歯の横側を削って隙間を作る)
・抜歯
この方法のいずれかによって歯を動かすスペースを作り、目標となる歯並びと噛み合せに近づけます。
前歯の部分矯正について
出っ歯や口ゴボ、前歯の正中が開いてしまっているすきっ歯などの症例で部分矯正を希望される方は少なくありません。
部分矯正は噛み合せに問題がなく、軽度の場合や改善したい前歯周辺をストリッピング(歯を削る)して十分な隙間が作れる場合のみ対応可能です。
前歯のインビザラインで痛みが出る場合
インビザラインはマウスピース型のアライナーを装着して歯を少しずつ動かしていく治療法のため痛みは少ないと言えます。
ただし新しいマウスピースに交換した時に痛みが生じる場合があります。
状態によって異なりますがおおよそ通常1~2週間ごとに新しいアライナーに交換しますが、新しいアライナーに交換すると2~3日は歯や歯根膜に圧力がかかり多少なりとも痛みを感じやすくなります。
痛みの程度は人それぞれ感じ方や捉え方が異なりますが、数日で歯になじみ痛みはなくなります。痛みが続いたとしても、おおよそ7~10日程度でその後は自然と痛みはなくなります。
前歯のインビザラインでアライナーが浮いてしまう場合
マウスピースのアンフィット(装置と歯の間に隙間ができてしまい適合が悪い状態)を防ぐためには1日22時間以上マウスピースを装着することやチューイー(マウスピースをしっかりはめ込むための補助アイテム)を噛んでマウスピースをしっかり装着するなどの自己管理を守っていただく必要があります。
また歯を動かす距離が長い場合や計画通りに歯が動いていない場合にアンフィットが生じることがあります。
多少の誤差が生じることは想定の範囲内ではありますが、治療計画よりも大きな誤差が生じている場合は原因を見つけて対応します。
無料相談・カウンセリングを実施しております。お気軽にご連絡ください
当院ではインビザライン矯正に関する無料相談、カウンセリングを行っています。
専門知識を持つ歯科コーディネーターがお話やご相談をお伺いし、疑問にお答えいたします。
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見た目や痛みに悩まされることなく、より美しい歯並びを手に入れたい方は、ぜひ当院でのインビザライン・マウスピース矯正治療をご検討ください。
医療法人かわさきデンタルクリニック 理事長・院長 川崎 豪彦